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『脳に何かがあったとき』2021年5月号 NPO法人Reジョブ大阪印刷版

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NPO法人Reジョブ大阪の月刊誌『脳に何かがあったとき』2021年5月号です。
高次脳機能障害や失語症のある方が、どのように社会に戻って行ったのか、苦労したことは何か、工夫したことは何か、毎月2人ずつインタビューをしています。
インタビュー後、文筆家の鈴木大介氏がそれを記事にし、言語聴覚士の西村紀子とで寸評を添えています。A4全24ページの冊子です。

今月取材したお二人は…?(本誌より)
今回インタビューにお答えいただいのは、発症当時、日本ではまだ診断が難しかった「抗NMDA受容体脳炎」による高次脳機能障害となり、未診断のまま退院した20代女性と、典型的な脳梗塞で入院、障害についても一通り説明を受けて退院した40代男性。ともに見た目では全く普通であるために、周囲には理解されにくいまま、常勤として働き始めます。お二人とも病前の記憶が保たれているので、かつての自分と今の自分の落差は、明らかに分かる。
それがなぜなのか、原因が分からないまま、病前との違いに苦しんだ未診断の当事者。片や、この障害は、数年単位で良くなると説明され、発症直後の自分を基準に、日々良くなっていることを喜びながら、不得手な点を工夫で乗り切っている当事者。未診断の問題だけでなく、障害受容についても、考えるきっかけになる取材でした。

NPO法人Reジョブ大阪がラクスルに依頼して印刷したバージョンです。
NPO法人Reジョブ大阪では、毎月この冊子がご自宅に届く「冊子会員」も募集中です。
詳細はこちらをご覧ください。
https://re-job-osaka.org/archives/1239

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